通風の予防と対策

痛風を予防する食事習慣

痛風を促進する食品は、やはりプリン体の多く含まれる食品です。私達が普段食べている食品というのは、考えてみると殆んどが「生き物由来の食品」となっている為、世の99%以上の食べ物にはプリン体が含まれているのです。

 

それぞれの食品分類別のプリン体の量は、穀類の場合では「大豆」が圧倒的となります。その含有量は、主食である「白米」や「パン」と比較しても断トツですが、大豆を主食にする様なケースは少ない為、必要以上に神経質になる必要はありません。

 

それよりも、痛風を気にする人は、肉類と魚介類の取り過ぎに注意する必要があります。
総合的なプリン体の量は、肉類よりも魚介類のほうが多い傾向がありますが、肉類でも「レバー」の部分に関しては魚介類を凌ぐプリン体を含みます。
ですので、肉や魚介類を主食にしている人は、それらの摂取量を減らすのが理想です。
その空腹の補いは、プリン体の少ない「ご飯」や「野菜」を多めに食べる事で補います。

 

痛風を気にする余り、プリン体の数字ばかりを追いかけて食事をしても、美味しくないし、疲れるし、ストレスが溜まるでしょう。結果的には、ご飯と野菜を食べる量を増やせば、満腹になった分だけ肉と魚介類を食べる量が必然的に減りますので。
とりあえずは、自分に無理の掛からない範囲で、痛風対策として食事習慣に気を配ってみて下さい。