通風の予防と対策

痛風に良いアルカリ性食品

水洗トイレで尿を排泄した後、尿の状態が日によって違う場合があります。尿は身体の健康を知るバロメーターとなるので、痛風を心配する人にとっても、尿の状態のチェックは行なった方が良いのです。

 

主なチェックポイントは、尿が濁っているか、透き通っているかで判断します。
濁っている場合は、尿が強い酸性、つまり痛風にとって良くない状態に傾いており、肉や魚といった「酸性食品」を食べ過ぎると、この様な状態になる事があります。
この様なケースでは、強い酸性尿を中和する為に、「アルカリ性食品」を積極的に取り入れ、尿を中和して本来の弱酸性状態に戻す必要があるのです。

 

通常、その様な弱酸性尿というのは、透き通っており、痛風にも良い状態です。
そこで、尿を弱酸性にする為のアルカリ性食品ですが、野菜や果物や海藻などが基本です。
尚、酸っぱいから酸性食品だとは限らず、「レモン」や「梅干し」、「クエン酸」もアルカリ性食品です。

 

現在、主食となる米、肉、魚、野菜のうち、アルカリ性食品は野菜のみで、厚生労働省では1日350g以上は野菜を摂取するべきだと推奨しています。しかし、忙しい現代人が毎日コンスタントに野菜を摂取する事は簡単ではありません。

 

そこで、この様な人達にお勧めしたいのが「濃縮野菜ジュース」と「クエン酸」です。
特に、濃い食事メニューとなりそうな際は、これらの食品も一緒に摂取し、痛風を悪化させる食生活を改善させましょう。